崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

非常事態宣言全国解除でどうなるか?

5月25日ついに非常事態宣言が全国的に解除された。

6月からは感染対策をしながら、徐々に日常生活にもどしていく方向だ。

経済的にはもうデッドラインにきている。

活性化しなければますます失業者が増え、生活が成り立たない国民が増える、と言うことも考え、やはりこの時期に解除する事が望ましいだろう。

 

現場はどうだろうか?

 

実際企業の中にはリモートワークが可能でかえって効率が良かったり、会社ビルを手放しノマド勤務でいくという会社もある。

 

今回のコロナウイルス感染対策で満員の通勤列車で毎日同じ時刻に通勤していたことがバカらしくなった人も多いだろう。

 

また逆に会社に行かないといる場所がない、やる事がないお父さん方も多いようだ。

 

この機会に家事に参加したり、子供の面倒、はたまた大掃除、庭の片付けなど家族に協力した人は一気に存在価値が上がったことだろう。

 

時代の流れを敏感にキャッチして自分のできる事を探し、実行する。

古い頭では対応できない時代が来ている。

 

病院でも次々とクリアすべき問題が毎日山積みだ。

まず初めの頃は

「病院に行きたくない。薬を送ってくれ」という要望があった。

 

電話再診や、処方箋をファックスで送り薬局で受け取れるルートができた。

 

また感染対策で診察時の感染リスクを減らすためにiPad診察が定着した。

 

また各地で救急搬送された患者からの院内感染も報告され、到着時にトリアージできるように発熱外来もできた。

 

次にはPCR検査が保健所を通さなくてもできるPCRセンターができた。

病院それぞれでも抗体検査はできるように体制を整えつつある。

 

新型コロナウイルスへの対応も2ヶ月以上という長い期間になり、医療者へ想いを馳せてくれる方々も増えてきた。

 

感謝の言葉や物資が届いたり、危険手当の支給もすすめられている。また給付金も提案されている。

 

最近は県内発生もなくもうこのまま大丈夫じゃないか…と思い始めているが専門家は

「まだまだ第2波第3波がくるから油断するな」と言っている。

 

感染者がいなくなればウイルスも生きていられないんじゃないの??

どこで生き残っているのか??

とても不思議だ!

 

今も最新情報を交換し、新型コロナウイルス感染の妊婦がきたらどうするか、小児が来たらどうするか、いろんな場合を考えて準備だけはしている。

 

本当にこのままおさまってほしいなあ、

 

しかし自粛を解いていくには世界中でウイルス感染者がいなくならなければ感染のリスクは0にはならないだろう。

まだまだ先は長いのかもしれない。