崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

実は今入院してます。

新型コロナウイルス感染が爆発的に増加している今、現場のスタッフには誠に申し訳ないのだが、膝の手術のため入院している。

 

私の膝にはかなり長いストーリーがある。

 

初めは高校3年生のとき、跳び箱で膝を痛めた。着地した途端にグキッとなり、力が入らず歩けなくなった。

 

そのまま近くの開業医を受診して、腫れている膝から血を抜いてもらった。40年前である。そんな対症療法しかなかった。

 

それから数回通院し、同じ処置をして、段々に血が薄くなり、量も減ったため、そのまま治癒となった。

 

それから3人出産し、その度に10キロ近く体重も増え、膝に負担がかかっていたのだろう。

 

3人目の妊娠中に何かの加減で急に膝が伸びなくなった。

ロッキングである。

痛みはそれほどなかったけれど、歩きにくいし、危ない。

以前から筋が引っかかる感じで、また治ったりしていたので軽い気持ちでいたが、妊娠中では処置もできない、と出産後改めて受診することになった。

 

そして、半年後整形外科で診てもらい、MRIを撮って初めて前十字靭帯が切れていると診断された。

 

高校生のときに靭帯がきれ、膝の固定性が悪いまま、普通に運動もし過ごしてきたが、半月板が折れてはさまってしまい、まわりも痛んでいるという事で、内視鏡で半月板を半分切除し、形成することになった。

そして膝は伸びるようになった。

 

それから20年。

 

10年ほど前に靭帯再建ができるのか受診して相談したが、靭帯が切れてから30年も経ってしまったので、再建術は無理で、痛みが強くなったら人工関節にするしかない、と言われ膝がグラグラしたまま、なんとか折り合いをつけてきた。

 

夜勤でぶつけてしまい、朝にはパンパンに腫れてなんとか帰宅したことや、しゃがむことができずに不自由したことなど、など、

いろんな不都合があり、今回股関節の手術をした時点で膝も治そう、と手術を予約したのだ。

 

それから半年予約待ち。

 

とにかく体調を整えて、入院する事が一つの目標だった。

やっと2020年末に入院して、無事手術を受けることができた。

 

今回は予定入院なので、入院前に出来るだけ段取りし、副師長たちに業務分担して、勤務表作成も伝授してきた。

 

クリスマスも年末年始もないなぁと思っていたが、何より新型コロナウイルス感染がこんなに急増するとは思っていなかった。

 

今はとりあえず自分のリハビリに専念して、一日も早く現場復帰できるように、頑張るしかないと思っている。

かえって足手まといにならないように・・・