崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

病院食について、再考する。

前回の緊急入院の際は自分も元気がなく、食欲もなく、病院食が本当に不味く感じた。

 

また色彩も同じような色合いで、全く食欲をそそるメニューではなかった。

 

今回も全く期待せずに、

あ〜〜またまずい食事か、、、

と思っていたのだが、何か少しずつ変わっているようなのだ。

 

まず、この病院の食事の良いところは朝と昼は2メニューから選択できる。

これはずっとそうみたいで

たしか病院の機能評価の項目に

" 選択メニューがある" というのがあったと思う。加算もつくのかな?

はっきりわからないが、これはかなり患者としては楽しみである。

 

そして、意見を書く箇所もあり、希望を書くとわりと少しずつ取り入れてくれたりする。

 

最近はなんにでも患者満足度調査があり、書いたもん勝ちで結構希望が通ったりする。

 

食事は専門の業者が入っているのだが、コメントにしっかり目を通して、できることは改善しているのだろう。

 

前回とは違い、なんか

美味しい!と思うメニューも3日に1回くらいの割合で出現するようになった。

 

また昔は入院患者さんに

「 退院したら何食べたい?」と聞くと必ずかえってきていた、カレー、ラーメン、サラダ、スパゲッティなども普通にメニューにのるようになった。

流石に辛さとか、油とかは控えめだが、それなりのものがででくる。

 

クリスマスにはフライドチキンとミニケーキまで出た。

 

1/7のお粥も美味しかった。

 

半年の間にかなり改善されたのではないか??

 

これは単に今回は食欲があってなんでも美味しく感じるんじゃないの?疑惑はあるが、それだけじゃなくて、業者も患者の希望にあわせ、努力してるんだ、と認めたい。

最近は食事も、楽しみになってきた。

 

うちの病院も4月から業者委託となった。

 

去年までの、手作りの美味しさを知っている職員は「不味くなった」と言っているが、業者も努力してくれて、最近は患者さんの投書に「ご飯もおいしかった」とか、お産後のお祝い膳も「美味しかった」と書いてくれる方もチラホラ出てきている。少しずつ病院業務に慣れ、改善されてきているのだろう。

 

どの病院も経費削減、人件費縮少のため、給食を業者委託しているところは多い。

 

急な入院や、食事変更の時間の締め切りなど融通のきかない面もあるが、業者の方も少しでも満足のいく食事を提供しようと毎月委員会に出席してくれる。

少しずつ成果が現れているという事か、、

 

今日の夕飯はついにキムチ鍋が出た。

薄味だが鉄鍋にはいっていた。

ついにここまできたか、、、脱帽!

 

カツ丼まででた。ラーメンもでた。

もう掟破りでしょ!!