崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

定年退職後の再任用職員

退職してはや1ヶ月。。。

まだ働きたいと思い再雇用を希望した。

 

師長という肩書きがなくなり、1看護師として外来勤務になった。

 

始めは仕事を覚えることで結構気を使った。

スタッフはほとんど知ってる人なのでそれほどストレスは無かったが、仕事内容は病棟と全く違う。

書類や注意事項が多く、また仕事の波が激しく目まぐるしく毎日が過ぎていった。

 

週一休みもあるので勤務的にはかなり楽になった。

だが勝手が違いなんとなくしっくり来ない。

今までが本当に忙し過ぎた。

毎日気を配り、いろんな事に対応してきた。

ユックリする間もなかった。

 

土日でも朝から連絡がきたり、急な勤務変更をお願いしたり、いろんな事件も起きていた。

 

それが全く無くなったのだ。

 

ピッチも持たなくなり、急な連絡や、問い合わせも来なくなった。

 

なんと仕事がはかどることか、、、

 

しかしやはり淋しい思いはある。

例えば患者が途切れ、特に仕事がない時間、ここにいて良いの??と思ってしまう。

 

外来とはそういうものだと思うが、手持ち無沙汰である。

周りのスタッフは主婦が多く私語も多い。 

これに慣れるのも時間がかかった。

 

またどこまで手伝って良いのかも、まだよめない。

残業も無く、終業時間を待っている日すらある。

 

退職の時にスタッフから寄せ書きをもらって感動したのだが、中に" 第2の人生を楽しんでください!" とあって、" まだ働かなきゃいけないし、そんなに変わらないのになぁ" と思った記憶がある。

しかし本当に責任が軽くなり、ストレスが減った。

そして自分のために使える時間がかなり増えた。

これが第2の人生かー!!と実感したのだ。

 

休みの日も、寝る前とかも病棟のこととか、スタッフの事、患者さんの事などいつも考えていた。

それが今は何も考えることがないのだ。。

 

もう、びっくりである。

 

始めは唖然としたが、だんだん生活になれ、読書をしたり、料理を作ったり、映画を見たりゆっくり好きな事をできるようになってきた。

 

おまけにこの連休は暦どおりの休みがもらえて、家族と過ごすことができ、本当に生活が一変した。

 

給料は半分になったが、仕事があり、休みもしっかり取れ、時間外もなく、オンとオフがはっきりしている生活。

 

今のところ夢みたいだ。

 

まだまだ気持ちの転換がうまくできないが、いろいろやりたい事も出てきて、いわゆる第2の人生を謳歌しようと思っている。。