定年までのカウントダウンもいよいよ秒読み
2022年が明けて、あっという間に3月21日。
今日は宇宙元旦・・・らしい。
宇宙的に新しい年が始まる・・・らしい。
風の時代と言われるから、柔軟な考えでより良き道を探そうと思っている。
そんな時にウクライナでは一般の国民が、生活どころじゃなく、未来を考える事も出来ず、毎日命を守る事が精一杯。
どうしてこんな事が起こるのだろう。
とてもやりきれない。
自分の周りに目をやれば、世界ではまだまだ新型コロナウイルスが猛威を奮っている。医療の現場も対策に振り回されている。
我が病院でも、感染者は減りつつあったが、また少しずつ発熱外来の患者は増え、たかどまりしている。
幸い若年層が多く、入院が必要な人は少ない。
どこかで高齢者のクラスターが発生すればまた一気に状況は変わるだろう。
一方、一般の患者さんも増えていて、オペ予定もたくさん入っている。
また雪で滑っての骨折や、逆に暖かくなって外仕事をしていての転落など整形外科の急患は増えている。
またなぜか胆石発作・消化管出血🩸の患者が増え、ベットの予定がたたない。
予定の入院患者を受け入れるために朝からベッド移動など日常茶飯事だ。
いい加減疲れてきた。
また病棟がICU化している。
全身麻酔のオペ後の患者さんを3時間までICUで経過観察し、その後病棟に転棟したり、普段はICUで見る患者を病棟でみたり。
毎日綱渡り状態である。
これで患者の為になるのだろうか??
そして何かあればクレームをもらうのは病棟ナースである。
そしてもれなく病棟師長が頭を下げる。
これで時間外手当てはないし、管理職手当ては夜勤手当てより少額だ。
なんか愚痴ばかりになってしまった。
でもそれ以上にやりがいはあると思う。
病棟業務をマネージメントし、人材育成のため、個性を引き出し伸ばす手伝いができる。
心をかければかけただけ、いつか成果も現れる。
やっと面白みがわかってきたところで定年だが、これ以上続けるのは気力がもたない。
完全燃焼した、と思う。
これからは若い世代の師長が生まれ、新しいアイディアも出てくるだろう。
4月からは他の部門でまた違った目線で医療に携わっていきたい。
そして今は最後の勤務表を作っている。
4月は休みが10日しかないから年休でもつけて3連休をプレゼントしようかな。
多分それがスタッフのみんなには一番嬉しい置き土産だと思う。