崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

第2?3?4?5?の人生

本当に久しぶりだ。

すご〜く時間がたっていると思ったのだがまだ1年だった。

 

アクセス解析を見たらいまだに読んでくださる人もいるのでまた少しずつ書いていこうと思う。

 

この1年間で私の生活はすっかり変わった。

簡単にいうと転職・・・ それも介護業界へ。

今思うとまじいろんなことがあって、濃い〜い1年だった。

 

定年間近の崖っぷちから駆け抜け、無事穏やかに定年を迎え、その後再任用職員として働いた。

半年ほど私生活を楽しんだが、何か物足りなくなり、このままで良いのかなあ。と感じ始めていた。

 

そんな時に現職の話をいただいた。

新しくできる介護施設の看護師の責任者だ。

 

今思うと、何も業務内容を知らずに飛び込んだ、としか言いようがない。

 

看護師の責任者と聞いて、看護師長のようなものだと思っていたのだ。翌年の春開所ということで1年で病院を退職し、新天地にいくことにした。

 

そして今年の春から、新しい施設へ就職した。

民間の会社なので定年も65歳。正社員での雇用だ。

これはとても大きなことで、給料は病院の時とは比べものにならないが、再任用でガクーンと下がっていたので、その時と比べると大分上がる。

その分仕事もやりがいがありそうだし、今までの経験があれば、なんでもできるだろうと変な自信だけで転職した。

 

開所前の施設に行ってみると、看護の管理者=看護師の取りまとめ役、ではなく=施設管理者だったことに気づき、ちょっとびっくり。

もう腹を括るしかない。

そうだよねえ、給料も大分上がるもんねえ、と納得するしかなかった。

 

慣れないスーツを着ていろんな方々へ挨拶をして、介護現場の仕事が始まった・・

 

初めは本当に知らないことばかり、本社の鬼教官が派遣され鬼指導が始まった。

 

毎日落ち込んだり、凹んだり。

でももう無理、とはならず、今までこんなに知らなかったことがあったんだ、と結構前向きに捉え、進んできた。

 

どうしてかな、と振り返ると、今までの病院での経験ってほんの1部であり、生活が見えていなかったことに唖然としたのだ。

 

ここでは病院ではできなかったことができる、と実感したのだ。

家族に近く、人生の最後を見据えた生活を支える場所、と思えるのだ。

 

開所からはや半年が過ぎ、介護業界の仕組みが少しずつ理解でき、利用者も増え、スタッフも慣れてきて、先が見えるようになってきた。

 

そしてブログを書く余裕もできた、ということだ。

 

これからも、少しずつ書いていきたいと思う。

季節の変わり目、体調管理をしながら、少し余裕を持って進んでいきたい。