崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

人事異動がそろそろ噂にのぼる頃

お正月もあけ、日常業務が戻ってきた。

今年の年初めは1月5日の日直からはじまり、1週間。やっと休日がやってきた。

結果6日日勤が続いたので、結構疲れた。

また入院患者も多くほぼ満床になり、病棟もバタバタしていた。

 

 

そして1月から3月は年度末のまとめやら、来年度の目標決めやら、とにかく忙しい。

 

多分あっという間に新年度になってしまう。

 

そんな頃そろそろ気になるのは人事についての噂である。

 

今年は定年退職者が多く、院長もかわるのだ!

そして看護師長も3人も定年になる。

 

院長は順番からいけば普通は副院長から昇進するのだろう。

 

しかし副院長は定年まで1年しかないし、バリバリ外来もやり、往診もしているドクターである。

経営的な手腕とか、現場から少し離れることに関して、どう思っているのだろうか?

 

でも院長や副院長の年収の差など全く想像もつかないが、院長ともなれば格段に給料はあがるだろう。

受けるのか、断るのか??

 

まぁドクターの収入は看護師とはまさしく桁違いだろうから、逆にそんなに気にならないのかもしれない。

 

看護師長に関しては、師長・副師長昇格に推薦する人を来週の師長会で挙げることになっている。

定年が決まっている病棟師長の場合は現在の副師長に業務も少しずつ引き継いでいるのでだいたい予想はつく。

 

その他の部門でも、数人は推薦に挙がるはずだ。

 

しかし管理職の人材育成は本当に大変で、今の時代

" 面倒な事はしたくない!"

と言う人も多く、なかなかスムーズにいかない。

 

私自身も前病棟の看護師長が定年になるのにあわせ、「次の師長頼むね!」と言われ続けていたので、" 年齢から言っても経験からいっても私がやるしかないなぁ" と覚悟ができたのだ。

 

今の副師長たちもそうだろう。

 

また師長の中でも部署異動はある。

今の病棟のスタッフも「師長は変わらないですよねぇ?」

と聞いてくるがこればっかりは看護部長の権限なので全くわからない。

 

ただし、私も定年まであと2年。

ずっと同じ病棟にいる事は無いだろうなぁと思っている。

 

そんなおり昨日委員会の報告や来年度の求人の事を話していたときに看護部長から

「来年は異動で入退院センターの師長を考えてる」と言われた。

 

私も「足も痛いのでそろそろ手術もしなければならないと思います。」と報告した。

 

まだはっきり決まったわけでは無いがそれを聞いてから何か心が軽くなったのだ。

 

病棟師長でなくなれば、休みに電話がくる事もなく、勤務表を作る事もなく、何より患者さんのクレームをきくこともなくなる!

 

本当に目の前が明るくなったのだ!

と言う事は今の生活はやっぱりストレスにさらされているんだなぁと実感した。

きっとスタッフに良いところを見せようとしているだけなんだ!と思った。

それでもスタッフが働きやすくなるように最後までしっかりマネージメントして行こう!と思ったのだ!