崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

看護師長が他病院に緊急入院する❶

突然の入院になった。

 

転倒による大腿骨頸部骨折である。

 

一瞬のことであった。

 

骨折は経験した事がなく安静時でもズキズキしたり、酷かったらショック状態になると思っていたので動かないと痛くないこの状態はどうなんだろうと冷静に考えたりした。

 

 

しかし体を動かしたり、ちょっと向きを変えるだけでもかなり痛かったので、ヒビだけなら良いなぁと淡い期待をもちつつ、自分の勤務先ではない当番の2次病院へ行った。

 

受診したことのない病院である。

入り口からしてわからない。

 

なんとか家族が受付して車椅子をもってきてくれた。

もう必死に乗り換え、救急受付へ。

 

看護師がいるのに

「血圧を測ってください」と入り口の自動血圧計を指差す。

 

車椅子で無理やり腕をつっこみ計測する。

 

うちの病院だったら痛そうな人にはスタッフが出向いて血圧測定するのになぁと思った。

うちはかえってお節介なくらい、いろいろと手を出す。

日直をやっていると

そんな事患者さん自分でできるだろ、、と思うことにも手を出している。

 

高齢患者の多い地方の我が病院とこちらの市街地の救急病院の特徴が出てるなぁと思った。

 

診察の時も「診察台に移れ」と言われ、うちならまずレントゲン撮ってくれるなぁと思いながら必死で移った。

 

結局脚を持ち上げたり、ソケイ部を触診したりしてレントゲンの指示が出た。

 

また車椅子に必死になって移り、レントゲンへ。

 

レントゲンの結果

骨折!

その時点でストレッチャー対応となった。

 

それから入院に必要な諸検査にまわる。

流石にスタッフがストレッチャーで運んでくれた。

 

そしてベッドがいくつも入る処置室で待たされ、家族は別室で入院の説明を受けている。

 

夜の21時過ぎ。

看護部長には状態と、とりあえず入院になる事を報告する。

あとは病棟に電話をかけ、ちょうど副師長が夜勤でいたのでもろもろお願いする。

 

そりゃあびっくりするよねぇ。。

 

いろんな案件を抱えていた。

気になることもたくさんある。

目標面接もまだ半分残っている。

 

でもでももうどうしょうもないので、開き直って治療に専念することに決めた。

 

せめて他の病院の良いところ・取り入れたいことなど患者の立場で見ていこうと思う。

 

また自分の病院の良さも再認識できれば良いなぁと思う。

 

そして22時前

救急受け入れ病棟に運ばれて入院となった。