崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

つく人つかない人

だいぶ前に日直の話を書いた時、

" 救急外来が好きで救急救命士の資格を持っている看護師と一緒に日直をやるとやたら救急車が来る" という話を書いたと思う。

そういう時わたし達は

「つく」と言う。

 

何かが引き寄せるのか、波長か、はたまた運命か…

 

そういう事ってよくある。

 

例えば病棟でも看取りの患者さんもいて、だんだん血圧が下がって" そろそろかなぁ" というくらいはわかる。

でもやはり寿命もあるので、" まだ大丈夫" と思っていても急に呼吸がとまったり、" もう危ないでしょ" と思ってから数週間も大丈夫だったり

 

本当にわからないものだが、やたら夜勤で患者が亡くなる場面にあたる人がいる。ひどい時は「死神」などと呼ばれる。

「今日の夜勤は〇〇さんだから・・・」

そして朝、仕事に行ってみると本当に亡くなっていたりする。でもこれには周期があり、いつのまにか他の人に移っていたりもする。

 

またその他にも重症患者が集まったり、入院がよくくる事もある。

 

Mさんはなぜか入院がよくつくナースで夜勤に出てきた途端に入院受け入れ連絡がくる、ということもしょっちゅうだ。

 

今一番あついのは今年ICU勤務から移ってきたS君。

それほど急変は無い病棟なのだが、たまたま痙攣がひどくなり、呼吸がとまって蘇生する場面にいたり、昨日は造影CT中に呼吸が弱くなり、挿管する場面にいた。

 

思いっきりICUでの経験をいかし、活躍してくれている。

本人はそれほど嬉しそうではないが…

 

また夜勤の度に患者を看取ることの多かったSAさんは

「この前の休みに厄落としに行ってきました」と言っていた。

 

認知症認定看護師が夜勤の時に認知症外来に通ってた人がちょうど入院してきたり。

不思議な引き寄せは本当によくある。

 

自分の得意なことはどんどん使え!と言われているようだ。

 

この前は急変時のシュミレーションを実施したらその数日後に急変があり、2日続けてAEDまで使用する場面があった。

 

 

本当に不思議なものである。

 

私の場合は何だろう。

でもへんな予感が働いて、

" 今日転棟してきた患者さんの顔を見に行こう"と行くと、ベッドから落ちそうになっていたり点滴を引っ張って歩こうとしていたりする事がよくある。

これも引き寄せなのだろう。

 

なので日々直感を信じて働いています。