崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

地域住民の反応さまざま

この数日で新型コロナウイルスに関しては危機感が一気に爆上げされている。

 

実は私の娘も結構医学的・世間的には無知で、一昨日までは

「3月彼に会わせたいから東京にきて〜」

などど呑気なことを言っていた。

勤務表も作って出したし、新型コロナウイルスの件でざわざわ忙しいし、

" 日程的に厳しいなぁ" なんて思っていた。

とりあえず土曜日をあけて夫にも連絡した。

 

昨日の夜になって

「最寄駅からコロナウイルス感染が出たみたい。いつも買い物に行く店の周りに報道陣がいる」と連絡が来た。

 

これで一気に危機感をもったらしい。

 

「もう買い物行かない」などと言っていた。

 

結局その上の階のジムに通ってた人が発症し、他にも数人陽性の人が出たとわかった。

 

そして急に

「やっぱり東京来ない方が良いね」となったので

「まあここ1〜2週間でどうなるかわかんないから一応その日空けといてまた考えよう」ということにした。

 

自分の周りにきて初めて現実味を帯びるのだろう。

でもここ1〜2週間で一気に増えるか、少し増えて横ばいになるか、その程度ですっかり収まることはちょっと考えにくい。

どう推移するか全く予想がつかない。

 

今日になって安倍総理大臣が国民にここ2週間の大規模なイベントは中止・延期・もしくは規模を縮小するように要請した。

そして国全体で一人一人が必要のない外出を避けたり、飲食を含む会合を中止したり、感染防止に取り組む!

 

そういうメッセージだ。

 

現在発症した人の中には感染経路がはっきりしないケースもあり、ここまできたらもうどこにでも新型コロナウイルス🦠は存在すると考えた方が良さそうだ。

 

その段階に来ているのなら発生数は発表しても、どこどこのどんな人と言うのはもういらないのかもしれない。

 

インタビューで

「この県は発症者がいないからスキーに来た」と答えているのをテレビで見て、ちょっとびっくりした。

そういう感覚の人もいるんだなぁ、と。

 

病院にかかりつけの住民からは

「病院に行きたくないから薬を送ってくれ」という電話も外来に来ているということだ。

 

それとは反対に心配で

コロナウイルスの検査をしてほしい」と何回も電話や来院する人もいる。

 

どちらの反応もまたそれぞれ人間らしいなぁとは思う。

 

流石にマスクをしないで病院に来る人はほとんどいなくなった。

デパートではまだマスクしている人の方が少ないくらい。

でも日に日に増えてきている。

 

病院のマスクの販売機の在庫ももう無くなりそうだ。

とにかくマスクとアルコール消毒液の補充を第一に実現してほしいと切に思う。