崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

新型コロナウイルスの新局面

毎日新型コロナウイルスの感染者数に右往左往している。いろんな不安が渦巻きいろんな噂が流れている。

こんな時こそ、情報を正しく理解して自分で判断納得して行動しなければならない。

 

いたずらに怖がってもいけないし、かと言って軽く考えるわけにもいかない局面に来ている。

 

以前からクルーズ船の対応などでよく加藤厚生労働省首相が画面に出てしっかりと現状を把握して答弁しているので

" 最近に珍しくしっかりした官僚の方だなぁ"

と安心していたのだが、結果から見るといろんな場面で徹底できていない部分があり、中途半端な対応だったという印象が拭えない。

 

例えばクルーズ船の3000人あまりの乗客に対するPCR検査もできる数に限りがあり一気にはできないので、症状のある人からだいぶ時間がかかって検査をしていた。

そんな時一大事であれば検査ができる人材や機器などの支援を全世界に呼びかけたりできなかったのだろうか。

ここが瀬戸際だと言いながら具体的な指示はせずイベントは自粛で…という程度だった。

 

今は受験シーズンだが学校によって発熱者は試験を受けられず救済処置もない大学もあるし、卒業式を取りやめた学校もある。

 

足並みが揃わなくて被害を被る人も出てくる。

特に政治家は加藤厚労相しか出てこない。国会中なのに厚労相に質問ばかりして全て責任を押しつけているようにしか見れない。

 

総理大臣が指揮をとり、全閣僚で建設的な意見交換はできないのだろうか…

 

以前の加藤厚労相の会見で

コロナウイルスPCR検査は早急にできる件数を増やすことと迅速検査ができるようにキッドの開発にも予算もかけて依頼している」

と言っていたが未だに検査数は伸びない。

迅速キッドもできていない。

 

マスクの供給も不十分だし何よりアルコール除菌薬の品切れは感染予防の面ではかなり痛手になるだろう

 

また本日の発表では軽い症状のときは自宅待機、症状に当てはまる人はかかりつけ、相談センターにまず相談してむやみに感染機会の多い病院へ行かないという指針が出された。

病院職員側からすれば患者さんが大勢詰めかけても困るのでありがたいが、病院ってそんなに菌だらけなのか?

 

今は「検査をしてくれない」というSNSが炎上しているが、結局検査しても特効薬がないのだから治療は同じことなのだ。もちろん入院が必要なら入院治療となる。

 

症状に合わせて治療するだけなのであとは自分が他の人に感染させないようにするしかないと思う。

 

当院では37・5度以上の場合は出勤禁止という方針が出た。

素早い対応と言えば素晴らしいがそれで勤務が成り立つのだろうか??

入院中の患者さんはどうするのか??

なんか過剰反応な感じもするが少し様子を見ることにしよう。