ますます注目新型コロナウイルス
連日新型コロナウイルス感染者について報告されている。
武漢市からの方との接触もなく感染経路がはっきりしない患者さんも出てきて、もはやどうやって感染を止めれば良いのか分からなくなりつつある。
おまけに横浜に停泊中のクルーズ船内での感染者も毎日増え、予防方法も不安になる。
空気感染はないということだが、やはり密閉空間は感染を誘発するのだろう。
現在第1種・2種感染に対応できる病床をもつ病院が感染確定患者を受け入れている。
症状があまりなくても、2週間は隔離で経過を見るということだ。
高齢者や持病のある方の中には重篤な方もいて、呼吸器管理をしているようだ。
今は治療薬がなく、対症療法しかできない。
治癒するには個人の免疫力がかなり重要となる。
また第2種感染者を受け入れる病室は陰圧室と言って中の空気が外に出ないで換気口に吸い込まれる様式となっている。
感染源を廊下などに出さないようになっている。
そこへ完全防護服で立ち入るのだから、かなり安全ではある。
しかし住民の方々は感染者が来たら一気にウイルスがばら撒かれるとでも思っているようで抗議の電話もあちこち入っているそうだ。
今はもう国も感染者を封じ込めるというより、罹患したら早めの対応、また重症者を救うという方針にシフトしつつあり、これ以上増えていけば新型インフルエンザの時のように、軽症の方は普通の個室や一般病院でも受け入れたり、今後自宅で待機というような方向になりそうだ。
普通の風邪とどこが違うのか…
今まで感染が確認された方の足取りを見てみると風邪症状でA病院を受診して治らなくてB病院を受診し、仕事をしながらC病院に行き、肺炎症状で紹介されてD病院に入院して判明した、という人もいる。
また1回目はマイナスで2回目にプラスになった人もいる。ウイルスの増殖が遅いのだそうだ。
インフルエンザですら増殖が早いが半日たって検査しないと出ない場合もあるのだから…
専門家も普通の風邪やインフルエンザなら3日もすれば辛い症状は治まるはずだがなかなか治らない場合は新型コロナウイルスを疑った方が良いと言っていた。
風邪症状で何箇所も病院を受診している患者が何人もいることを考えるとかなり辛いのだろう。
検査が簡単にできないことも対応が遅れる要因だ。
厚労省では迅速キッドや抗ウイルス薬の開発にかなり予算をかけた。
またマスクの生産も国内でできるようにしていくそうだ。
防護服も足りなくないように願います。