崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

あちこちから同じ噂をきくとやっぱり本当なのかなぁと思う。

先日地区の来年度の役員決めがあるので総会に出席してきた。

感染防止の為、会議後のいつもの小宴会は中止で飲食はなしだった。

 

その場で聞いた話だが、田舎の噂のひろがり方は半端じゃない!と思った。

 

どんな内容かというと県内で新型コロナウイルスの患者が発生したというニュースが数日前に流れたのだが、もう司会の人は

「〇〇病院に今3人新型コロナウイルスの患者がいるそうです。

1人は西地区の方です。」と噂をそのまま話し始めたのだ。

 

ちょうど隣の市に住む妹からも

「職場( お土産屋さん) の人から聞いたけどコロナウイルスの人って西地区の人?」

と聞かれたところだったのだ。

 

医療者だからと言ってなんでも知ってるわけではないし、かえって医療者だから守秘義務があり、無闇に噂したりはしない。

 

だから本当かどうかはわからないが、あちこちから同じ地区の話を聞くのだから、そうなのだろう。

 

妹の職場の人は

「患者さんのご近所の人に聞いた」というのだから、正確な話かもしれない。

 

実際入院している病院🏥から情報が漏れるのではなく、近所の人とか、勤め先の会社などから分かってしまう方が多いのだろう。

 

また濃厚接触に該当する場所は会社でも施設でも閉鎖されているからだいたい想像がつくのかもしれない。

とにかく田舎はどんな人が住んでいるのかもわかるので噂話がひろがるのも速いなぁと思った。

 

そんな情報もいろんなところに支障が出そうで今後がおそろしい。

 

ライブハウスとかジムとか、

再開しても以前の賑わいに戻るのには時間がかかるだろう。

 

また小中学校・高校の臨時休校に合わせ、子供連れでの出勤や在宅でのリモートワークに切り替えたところもある。

それなら初めから出社しなくても仕事できたんじゃない??と思ってしまう。

 

どうしてわざわざラッシュアワーの満員電車に乗って毎日通勤していたのだろう…と思うようにならないのか…不思議である。

 

善意の動きも出ている。

学校の給食用の野菜などを地元の人に安く売ったり、塾や学童保育が朝から部屋を解放し、子供のいる場所を提供したり、

自分たちでできることを個人・団体で考え即座に動き出している。

 

目まぐるしく変わる状況の中で自ら考え行動できる人が生き残っていく時代がやってきたようだ。

 

病院はとりあえずパートの方々も休まずにやりくりして仕事に来てくれている。

とにかくみんな体調を崩さずにこの難局を乗り切るように助け合って行こう。