崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

コロナ慣れしてきたらしい

昨日のテレビ番組の討論を見ていたら、コロナ疲れよりコロナ慣れしてきた、と言っていた。

 

手洗い、うがい、アルコール消毒などが日常化して予防策を自然ととれるようになった。

 

また家族と共に外遊びなどずっと家にこもっているだけでなく、ストレス発散の場を作りながら生活できている。

 

その番組に出席していた有識者の方々は

新型コロナウイルスもインフルエンザとそう変わらないと思っている」と発言していた。

 

新型コロナウイルスの特性がだんだんわかってきたので、ただ怖がるばかりではなく対処方法も住民に浸透してきている、との見解だ。

 

高齢者・持病のある方は重症化しやすいが若年層はほとんどが軽症ですむ。

また経過が遅く、なんか調子悪いなと思っていると1週間目から急速に重症化することがある。そして胸部CTでは明らかに特異な形の肺炎像になるらしい。

 

だから風邪のように数日で軽快せず、だるさが残る場合に発熱外来を受診すればキャッチできるのだ。

 

今は症状がなくても感染2類に指定されているので結果がプラスになると、どこかでしっかり保護しなければならなくなる。

治療薬があるわけではないので軽症の人は自宅で安静にして経過を見るしかない現状なのに。

 

今はかえって医療者も院内感染を恐れるあまり、発熱だけで発熱外来を勧めたり、1次トリアージもせずに救急車を回してきたりする。

 

病院内でクラスターが発生などと言うとなんか聞こえは良いがはっきり言えば院内感染。

医療界が最も恐れる事だ。

 

パンデミッククラスター、ピークアウトなどなどカタカナで表現するとなんかカッコよく聞こえてしまう。

 

インフルエンザもタミフルが開発される前は特効薬がなかった。インフルエンザに対しては新型コロナウイルスのようにここまで厳重には感染対策してこなかった。

それでもある程度人間側に免疫ができたり、予防接種で対応したりしてきた。

 

新型コロナウイルスの🦠姿がだんだんわかって来た以上対応策も柔軟に変化させて行くべきだと思う。

 

オリンピックに関しても損失うんぬんよりはやはり安全性を確保してからの開催になる事が一番の選択だ。

ここ数週間で対応がはっきりすると思うが、またその開催に向けて1からすすまなければならなくなるだろう。

 

オリンピックの観戦権があたり、喜んだのは随分昔の事のように感じる。

チケット代金は戻るのかなぁ。。。