地方の総合病院で働く看護師長の独り言。。
うちの病院は田舎の地方の🏥であり地元のスタッフばかりである。
したがってながーく勤める人も多く師長の年齢層も高い。新人時代に就職し勤続30年なんて人も数人いる。
私は子育て中は他の病院のパートで過ごし15年ほど前にこの病院にやってきた。
古くからいる看護師長も多く、管理職にはあまり興味がなかった。
師長の話が来たときに大勢の前で話したりすることが苦手であまり乗り気ではなかった。
家族に相談した時に娘から
「看護師30年やってきてあと残り4年だけ、
看護師長ってやってみたくないの?」と言われ、よく考えた。
苦手な事もあるけれど指名されたからには自分なりにやってみよう、と決意した。
師長になって2年目
あと3年でもう定年である。
まだまだ迷いもあるが、今までしてきた経験やいろんな想いを残したい、と思いブログを始めた。
ここ1年位、急に古傷の足が痛くなり急いで走る事もままならずそろそろ人工関節置換術も考える必要がでてきた。
今までのように身体は動かないのでその分頭を使い、スタッフに動いてもらい業務をまわしている。
今日は朝から予定入院の患者さんがきて話しながら少しバックすると最近入った看護補助者が横を通り抜けぶつかって危うく転びそうになった!
瞬間彼女の手を握って体制を立て直しなんとかピンチをふせいだ!
彼女は65歳
小柄でまだまだ仕事に慣れずに一生懸命で前しか見えない
余裕なくちょこまか動いているので気にもしていなかったが私としては一大事である。
ここで転んで一気に骨折→入院→手術という、最悪の事態が一瞬心に浮かんだがなんとか踏みとどまった!
良くやった、わたし!
反射神経とバランス感覚はまだまだイケてる。
彼女にとってはすぐに忘れる出来事だろうが今日は平和に過ぎたのでわたしには今日一の出来事だった。
これからは2メートル以内には近付かないように気をつけよう
しかしこんな平和な日はほとんどない。
書くことがないくらい平和だとかえって良いのかも・・・