崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

なかなか興味深いインフルエンザの予防接種

今日は午後からインフルエンザの予防接種の手伝いに外来に行ってきた。

毎回50人ずつ予約がある。

 

順番に並列2ブースで実施するので一人で25人くらい接種する事になる。

 

男女比は断然女性が多い、男性1〜2割程度で

男性はご夫婦で来院される方がほとんどだ。

 

また子供を連れて子供とお母さんは予防接種を受けるのにお父さんだけ受けないご家族もいた。

 

 

今回は予防接種当番2回目になるが前回気付いた事があって今日も検証しようと思い楽しみにしていた。

 

それは

" 注射実施の時の反応に男女差がある"

という仮説である。

 

インフルエンザ予防接種実施時の説明にはいくつかこちらから説明するポイントがある。

 

その1

アルコール綿は大丈夫ですか?

かぶれませんか?

その2

本日はお風呂に入って良いのですがあまり接種箇所をこすらないように軽くしてください。

その3

なにか体調に変化がありましたら病院に連絡してください。

    以上の3つはしっかり抑えないとまずい。

 

 

この説明をするとリアクションに男女差がある事に気付いたのだ。

 

それは

○男性陣はだいたいその1(アルコール綿にかぶれないか)に対して

「アルコールならいつも飲んでるから大丈夫だ」など酒に絡めて答えてくる人70%以上

 

○女性陣はその2(本日の入浴は可)について

「今日デイサービスで入ってきたから今夜はお風呂に入らない。」など入浴に関して答えてくる人約20%

である。

 

これは隣のブースからも

「アルコールは飲む方が良いなぁ、中からも消毒してる」

と答えている年配男性の声が聞こえてきたから私に対してだけでは無いと思う。

 

また接種時の反応も違い

男性の方が接種前から硬くなっておりいざ針を刺すとビクッとする傾向が強い、

女性の方はびくともしないで

「あれ。

もう終わったの」というご婦人方も多い。

 

結果

" いくつになっても男性は親父ギャグが好き"     と

" 男性の方が痛がり!" である。

 

まだあと3回インフルエンザの予防接種があるので以上の件につき検証を続けたいと思います。

 

そして針はチョー細くなったので刺す時はそんなに痛くありませんが注射液が入るのは物理的にも物体が皮下に入るので誰が打っても痛いものは痛いです。

 

別にベテランだから、看護師長だからと言って痛くないように接種することは不可能だと思ってください。

 

痛くなかったのはたまたま

痛かったのはしょうがない、

そう思ってくださいね!

 

でも

「さすが注射うまいね。

全然痛くなかった」

と言われると実はとっても嬉しかったりします。

 

みなさんもインフルエンザの予防接種は

是非うけましょー!!

 

追加: インフルエンザ予防接種の翌日から穿刺部が腫れたり赤くなるのは注射をした人の上手、下手は関係なく、注射液が反応している証拠です。