心に残る名作「ボヘミアンラプソディー」
今日は美容院に行ってきた。
昔はどこの美容院に行っても出来上がりがどこか気に入らなくていくつもの美容院を転々とした。
また大きな美容院だと良い人がいても順番で当たらなかったり、指名する事も恥ずかしかったり、いつのまにか他の店に移っていたりで思うようにいかなかった。
もう7〜8年前かなぁ
ちょっと田舎に引っ越してから街まで出るのが億劫になり車で行ける近くの美容院を探してみた。
3箇所目くらいで結構イメージのあう美容師さんに出会いそのまま同じ美容院に通っている。
もう私の好みもわかってくれているので適当に長さだけ言うといつものようにパーマをかけてくれる。
ただ1つの難点はかなりの話好きである。
たしか始めて行った日にアンケートがあって
パーマなどやってる最中は会話をしたいか、
静かに本など読みたいか、みたいな質問があった。
その頃私はよく夜勤明けに美容院へ行っていたので静かに寝ていたいなあと思いそう書いたはずである。
しかし今、その美容師さんは施術中ずっと話し続けている。
それに私も答え続けている。
雑誌を見ててもその内容についてまた話しかけて来るのでまた答える。
でも今ではそれも全然嫌じゃない。
手が止まっている時も多々あるので急いでいる時は気になるがもう諦めている。
そして今日の会話の中で
「今年ももう12月ですがどんな1年でした?」
と聞かれ
「色々あって忙しい年でした」
と主に仕事のことを想定しそう答えた。
すると「僕は良い年でした。クイーンの映画
ボヘミアンラプソディーがとてもよくて何回も観たり昔の音楽聞いたり楽しかった」と返され、
「そうでした。ライブエイドのDVDも貸してもらってすごく良かったしありがとうございました」と答えた。
そうだそんな事もあった。
クイーンは当時全然聞かなかったけどあの映画を観て感動したのだ。
そしてDVDを貸してもらい大いに音楽談義で盛り上がったのだ。
同世代(私の方がだいぶ年上だが)の楽しみ
私は大学時代バンドをやっていたのでその頃の練習風景を思い出したり、映画の曲作りの場面に共感したり彼らのエネルギーの強さを感じて久々に心に残る名作に出会ったのだ。
それを今年の思い出として「良い年だった」と言えるのはとてもすごい人だなぁと見直した。
私は何だかんだ仕事の事ばかり思い出してしまうが海外旅行や温泉旅行もたくさんしたし、観劇もハマってた。
そんな趣味の世界の事を1番に言えるのは心が柔軟なんだなぁと思う。
仕事は何事もなく、何かあってもできて当たり前でそれ以外の生活に重点を置くというスタンスに" やられた〜" と思った出来事でした。
12月1日
ちょうど今日は映画の日だそうです。