崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

崖っぷち看護師長の転職遍歴

看護師の仕事は3K・4Kなどと言われかなり過酷だと思われている。

 

確かに事務仕事のように机に向かってする仕事よりは体はきつい。

また同じことを繰り返すラインの仕事よりは頭も使わなければいけない。

 

そして対人でコミュニケーションも大切である。やはりサービス業であり、患者が満足してやっと評価されるという商売である。

 

賃金は果たして良いのか?

それに見合っているのか?

 

看護師の給料も昔より改善されてだいぶ上がってきた。他の職種の女性の給料よりは多い方だと思う。

 

それでも医者と比べると全然低い、

多分3分の1位なんじゃないかなぁ

 

 

でも看護師はいつも不足しており、就職先を探すのにはそれ程困らない。

それにいろんな種類の求人があり選ぶ事もできる。

 

私も卒業時学校の先生の採用試験に落ちてなんとなく看護師になったが、割と自分にあっていて、その後も家庭の事情にあわせ、勤務形態を変えてきた。

 

新人時代は公立病院の常勤職員、5年間勤め、結婚・妊娠を機に年度末で退職した。

 

出産後1歳を過ぎて再就職を考えたが保育園も空きがなく、母に見てもらうため実家の近くに引っ越した。

 

子供が小さい頃は9時〜16時のパート勤め、

私立病院の外科外来で働いた。

月給は13万くらいだったかなぁ。

子供や親が体調悪い時は遠慮なく休めるようなわりと気楽な職場だった。

 

3人目を産んだあとは前の病院で一緒だった先生が開業していたのでその医院に勤めた。

パートの常勤で結構責任が重かったが給料は20万円位だったと思う。総勢6名のこじんまりとした職場だった。

 

子供が大きくなって自分が40歳頃、また総合病院での仕事をしたくなり、夜勤もやろうと今の病院に常勤職員として就職した。

給料は30〜40万円程である。

看護師長になっても管理職手当はたったの4万円。残業手当も出ないので以前の方が稼いでいたくらいだ。

 

その他看護師の勤務先は病院以外でも施設、訪問看護、保育園、血液センター、検診車、企業の保健室、などなどいろんな職場がある。

 

看護師は国家資格でもあり、苦労してせっかくナースになったのなら是非自分の個性にあった職場を見つけてながーく勤めて欲しいなぁと思う。

また自分の生活スタイルに合わせて勤務形態も選んでいけば良いのだ!

 

病院に勤めても、例えば外科のような入退院が多く忙しい部署があわなくても、訪問看護で1:1でじっくり関わり患者さんと信頼関係ができる場合もある。

 

一回うまくいかなくても" 自分がダメなんだ" 、と諦めずに自分の力量を知り自分の力を発揮できる場所を探し求めて欲しいなぁと思う。

 

またその後押しをするのは私たち先輩ナースの仕事、人材育成なのかもしれない。