劇団 新感線 「髑髏城の7人」のブルーレイがやってきた
劇団新感線の「髑髏城の7人」という劇を知ったのは娘からの紹介である。
今から10年前くらいに小栗旬主演でいわゆる
「若髑髏」
と称されるDVDを見てからだ。
劇団は大学生の頃友達に誘われて見に行ったサークルの劇があまりに自己満足の世界で、その中に没頭することができずになんとなく浮いたまま過ごした数時間が結構苦痛でそれからは避けて通ってきた道だった。
娘が
「本当にカッコいいからみて。」といって
早乙女太一の蘭べえの真似をしたり、すすめるのでなんとなく観てみたのが始まりである。
そして虜になった。
1人1人の役柄も個性があり、ストーリーも魅力的であり何回も見た。
そして2018年
豊洲に360度回転する舞台ができるという。
そしてそのこけら落としが「髑髏城の7人」となれば行くに決まってる!
前売り券を抽選の時点から狙いなんとかゲットし、見に行った。
そこからはもう夢のようだった。
1年3ヶ月をかけ5人(6人)の主役を立てストーリーもそれぞれ個性を出したもので観客を魅了した。
毎回毎回役者が違いその度に発見があった。
思いがけない俳優が名演をし、にわかファンになったりもした。
いつも行く前は期待とドキドキが交差し、帰りにはいつも満足感とあっぱれ!という感想だけが残った。
そして一緒に行く仲間も増え感想を言い合ったり、次の公演に対しての予想もしたり余計に楽しみが増えた。
最後の修羅天魔は壮絶だった。
天海祐希のすばらしさ、古田新太の信長との攻防、そして竜星涼のいっちゃってる演技
ストーリーはまた違うのだがちゃんと伏線もあり本編のアナザーストーリーとして、楽しませてくれた。
全ての公演が終わってしまい、しばらく髑髏城ロスがあり他のいろんな劇団を見たりしたがやっぱり「髑髏城の7人」が最高峰だということがわかった。
そしてその全編のブルーレイが発売された。
数ヶ月前から予約購入して、やっと届いた。
それから毎日見ているがこれがまた素晴らしい。
カメラワークが素晴らしくてアップも多用され、劇場では気付かなかったことをまた気付かせてくれた。
当時も思ったのだが、
まさに映画のライブを観ているようなのだ。
そしてプロの根性・底力を突きつけられた気もした。
いろんな仕事がある中で私も自分だから出来る事を一つ一つ真面目にやって積み上げていこうと思った。
なんかまた仕事頑張ろうと思えたのだった。