崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

外の世界は違う 一歩外に出れば転倒リスクまんさい

自分でも自信がつき手術後3週間で退院となった。

主治医は軽い調子で

「いつから仕事行くの?

明日からでも良いよー」  

なんて言うけど、無理でしょ!!

 

何しろ体力・気力が戻らない。

 

流石に入院2週間を過ぎると体調はだいぶ戻ってきて、コーヒーが飲みたくなった。

でもまだまだビール🍺をのむ気にはならなかったし、おやつを食べる元気も無かった。

貧血と低血圧も回復して来たが、仕事モードにはまだまだ遠かった。

 

ちょうど月の区切りの良いように自宅療養3週間と診断書を書いてもらった。

結構患者の希望に沿って診断書を書いてくれる事がわかった。

 

退院日は傷が当たると嫌なので、きついジーンズはやめてダボっとしたパンツにした。

 

そして病院から一歩外に出てみると、歩き慣れた廊下とは違い、ちょっとした段差や傾斜があって、歩くのにバランスを崩しそうで怖い。

駐車場へ行くまでも歩道に段差があり、車までかなり遠く感じた。

 

病院内はバリアフリーだし、手すりもあちこちついてたから良かったけど、現実は厳しい!

リハビリも十分な気がしたけど、まだまだだった、と途端に自信を無くした。

 

転んだ経験が蘇って、とにかく転ばないようにゆっくり歩き、やっとの思いで車に乗り込んだ。

 

そして3週間ぶりの我が家に戻った。

 

娘が綺麗に掃除してくれてあり、気持ち良かった。そしてホッとした。

 

夜はお寿司をとって🍣ゆっくり過ごした。

妹も退院祝いに来てくれた。

 

なんか骨折からの入院生活って" 夢" というか現実離れしていて、あっという間の出来事に感じる。でも確かに自分の身に起こった事なんだなぁと変な感じだ。

 

帰ってきて1番びっくりしたことは、階段を上がる事はなんとかできるが、降りる時に股関節の筋力が落ちてて足では体を支えきれず、とても怖かった事だ。

ほとんど壁に寄りかかりながら降りた。

娘には1階で寝るように勧められたがそれでも1日1回くらいは階段昇降をしようと思い、今までどおり2階で寝ることにした。

 

自宅療養中はとにかく体を慣らしながら、体力が戻るのを待った。

なんとか転ばないように過ごし、外へ行く時は杖を使うようにした。

日に日に生活が戻ってきて、それと共に体力と気力も付いてきた。

 

車の運転もしてみると全く痛くならずにできて、感動した。

これでだいぶ自信を取り戻せた。

 

そんな自宅療養3週間も無事過ぎ、まず午前半日の勤務から職場復帰することにした。