膝のオペってたいへん、痛いオペのNo.5に入るそうだ、
前回の股関節のオペ後は比較的痛みもなく、リハビリも順調でオペ後3週間で退院できた。
自動車の運転も特に困らず、全く痛くなくてビックリしたくらいだった。
それもあって、それ程の覚悟もなく膝のオペをうけたのだが、これが全く違う。
甘かった!
痛い痛い!!
以前同室になった方々に聞いていた。
膝のオペは血抜きのドレーンが入るから丸2日膝を曲げられず、リカバリールームにいるその2日間がとても辛いと、
果たしてその通り。
膝は曲げられない、ずっと上向きでいると、腰が痛くなる、ちょっと向きを変えるのも両方の柵につかまり、全力でトライしてもほんの少し浮く程度。
また乾燥していて喉は乾くし、飲水の度ナースに頼まなければならない。
そしてリカバリールームは男女同室、時計もなくて非日常。おまけに隣にはかなりの認知症の方が入ってきて、夜中じゅうガサガサしていた。
そしてその奥ではもう1人、小さな声で「看護婦さーん、看護婦さーん」と呼び続ける声が聞こえていた。
ほとんど眠れなかった。
次の日には考慮してくれて「前の部屋に戻りましょう」と戻してくれた。
まだ動けないけど、普通の部屋に戻るとやはり気分がちがう。
2日目もほとんど寝たきり
夜娘がクリスマスケーキをこっそりもってきてくれて、内緒で少し食べた。
美味しかった❣️
3日目
膝のドレーンが抜け、痛みも軽度、軽く寝返りもできるようになった。
これで甘く見ていて痛み止めを使わなかったら、初めての離床のリハビリ。
ぶっ飛んだ!
少しほぐしてもらい、ベッド下に足を垂らすと
もう膝が痛くて、全然曲がらなくて、床が遠くて、「いたたたたぁ〜」
なに〜〜!って感じだった。
血圧は下がるわ、酸素飽和度も下がるわ、
一休みして、足踏みして、やっと戻った。
お先真っ暗、
こんなに大変なんだ、とその時初めて実感した。
午後は痛み止めの座薬を使い、再トライ。
歩行器でトイレまでやっとこ歩いた。
膝が思うように使えなくて、膝折れするし、怖かった。
後で聞いたところによると、膝のオペはオペの中で術後痛みがあるオペNo.5に入るそうだ。
No.1はどのオペなんだろう。
よくわからないが、そうだったんだ。と妙に納得した。
多分ケースバイケースなのだろうが、、、
でもなんか少し励まされた気になり、ちょっとホッとした。
まだまだリハビリ第1歩です。