崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

膝のオペってたいへん、痛いオペのNo.5に入るそうだ、

前回の股関節のオペ後は比較的痛みもなく、リハビリも順調でオペ後3週間で退院できた。

自動車の運転も特に困らず、全く痛くなくてビックリしたくらいだった。

 

それもあって、それ程の覚悟もなく膝のオペをうけたのだが、これが全く違う。

甘かった!

痛い痛い!!

 

以前同室になった方々に聞いていた。

 

膝のオペは血抜きのドレーンが入るから丸2日膝を曲げられず、リカバリールームにいるその2日間がとても辛いと、

 

果たしてその通り。

膝は曲げられない、ずっと上向きでいると、腰が痛くなる、ちょっと向きを変えるのも両方の柵につかまり、全力でトライしてもほんの少し浮く程度。

 

また乾燥していて喉は乾くし、飲水の度ナースに頼まなければならない。

 

そしてリカバリールームは男女同室、時計もなくて非日常。おまけに隣にはかなりの認知症の方が入ってきて、夜中じゅうガサガサしていた。

 

そしてその奥ではもう1人、小さな声で「看護婦さーん、看護婦さーん」と呼び続ける声が聞こえていた。

 

ほとんど眠れなかった。

 

次の日には考慮してくれて「前の部屋に戻りましょう」と戻してくれた。

 

まだ動けないけど、普通の部屋に戻るとやはり気分がちがう。

 

2日目もほとんど寝たきり

夜娘がクリスマスケーキをこっそりもってきてくれて、内緒で少し食べた。

美味しかった❣️

 

3日目

膝のドレーンが抜け、痛みも軽度、軽く寝返りもできるようになった。

これで甘く見ていて痛み止めを使わなかったら、初めての離床のリハビリ。

ぶっ飛んだ!

 

少しほぐしてもらい、ベッド下に足を垂らすと

もう膝が痛くて、全然曲がらなくて、床が遠くて、「いたたたたぁ〜」

なに〜〜!って感じだった。

 

血圧は下がるわ、酸素飽和度も下がるわ、 

一休みして、足踏みして、やっと戻った。

 

お先真っ暗、

こんなに大変なんだ、とその時初めて実感した。

 

午後は痛み止めの座薬を使い、再トライ。

歩行器でトイレまでやっとこ歩いた。

膝が思うように使えなくて、膝折れするし、怖かった。

 

後で聞いたところによると、膝のオペはオペの中で術後痛みがあるオペNo.5に入るそうだ。

 

No.1はどのオペなんだろう。

よくわからないが、そうだったんだ。と妙に納得した。

 

多分ケースバイケースなのだろうが、、、

でもなんか少し励まされた気になり、ちょっとホッとした。

 

まだまだリハビリ第1歩です。