入院生活 なかなか熟睡できない夜の過ごし方
毎日楽しみはリハビリのみ。
食事もおいしくないし、わざわざデイルームまで行って、コーヒーを飲む気にもなれなかった。
リハビリ以外はbedでゴロゴロ。
テレビも📺ほとんど見ないし、貧血のせいか、起きているのもダルい。
本が好きなのでひたすら本を読んでいた。
すぐ読み終わってしまうので、ネットで買って娘に運んでもらった。
そして、この病院はなぜか消灯が22時で、夜ゆっくりできる。
しかしオペ後の1週間は消灯時にナースが回ってきて、フットポンプをつけていく。
足の裏を刺激するタイプで、これがまたアラームが鳴らない夜は無いくらい、しょっちゅうトラブルを起こす。
靴のようにマジックテープでとめるのだが、止め方がゆるいのか寝返りをすると外れたり、圧がかかるとズレたり、なんだかんだでアラームが鳴る。
そしてアラームが鳴ってもナースはなかなか気づかないので結局ナースコールをおしたり、いろいろ気を使うのだ。
おまけに4人部屋なのでやっと1週間たっても同室者が新しくなれば、またアラームが気になる生活をすることになる。
全く熟睡出来なかった。
まあ眠れなくても昼間仕事するわけじゃ無いし、開き直っていた。
そんな夜の過ごし方も少し病院に慣れてくると、消灯後は布団に潜ってNetflixで古い映画など見るようになった。
22時から映画を観ると2時間位なのでちょうど0時には終わり、普段の就寝時間になる。
それから眠るようにした。
目が疲れるのと、イヤホンで耳が痛くなるという弊害はでたが、眠れなくて悶々とするよりは良いかな、とそんな夜遊びをしていた。
同室者ともいろいろ話したり、慣れてきた頃DPCの関係で地域包括ケア病棟に転棟する事となる。
この病院ではだいたい2週間で転棟するようだ。前から入院していた方が、順に転棟になり、私も15日目に転棟する事となった。
病棟師長さんから
「月曜日に地域包括ケア病棟に転棟になります。」と言われ、引っ越すときは助手さんが床頭台を持って部屋まで案内してくれた。
うちの病院の転棟は歩ける方がほとんどいないので、bedのまま運んだり、人手がいるので大騒ぎだ。
この病院は業務分担がしっかりされているのでナースも楽だと思うし、勉強になった。
そして、地域包括ケア病棟に転棟になると、リハビリの担当がかわり、回数も1日1回に減った。
退院にむけての準備が始まった。