崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

リハビリの効果絶大!!

OPE翌日からリハビリが始まった。

私のイメージは

歯を食いしばり「頑張ります!」と額には汗💦。。。

 

読売ジャイアンツの吉村が大怪我をし( どんだけ昔の話や!) 治療後のリハビリの映像でそんな場面を見た記憶がある。

そしてそんな過酷なリハビリを超えて、奇跡の復活をしたドキュメンタリーだった。

 

" 足を動かす時痛いんだろうなぁ" とか、

" 体重かけても大丈夫かなぁ" とか心配だったが

" でもやるしかないね" と覚悟していた。

 

ところが

1日目から全く痛くないので

あれ?あれ?である。

 

本当に手術して、金属が入ってるの?という感じ。

 オペも進歩しているのだろう。

足に全く違和感がなくて、ビックリした。

 

そして、何よりリハビリの効果がすごいことを毎日実感した。

 

はじめは指と掌で軽いマッサージみたいな事を丁寧にしてくれる。

強すぎず弱すぎず、

痛くもないし、かと言って指圧のようにツボを押して気持ちいいっていうわけでもない。

そして足はもちろん肩や腕など全身の関節の動きをサポートして動かしてくれる。

 

最後に立位、歩行練習となる。

一連の施術のあと体を動かすと、明らかに身体の動きが良くなっているのだ。

 

そして毎日身体を動かす事がどんどんつらくなくなっていく。

 

リハビリ後進み具合をセラピストがカルテに記載すると、病棟ではその日の受け持ちナースが動きや歩行を確認したり、指導してくれる。

例えば、リハビリで歩行器の練習をしてトイレまで大丈夫と判断されると、病棟に戻ってからナースがトイレまでの歩行をみたり、ドアの開け方を指導してくれる、ということ。

 

これはちょっと面倒くさいのだが、1つの動作をナース2人が確認して合格となれば患者が1人で動ける範囲が広がっていくルールになっているらしい。

 

始めは知らなくて1回「良いですね」となっても「夜もう1回トイレの時にナースコールで呼んでください」といわれ「どうして〜?」と思っていたが夜勤のナースが2回目の確認をすると言うことらしい。

 

自分も看護師なのでなんとなくナースコールを押す事は”緊急”というイメージがあり抵抗があったが、仕方ないので何かするたびに遠慮しながらナースコールしていた。

病院関係者でない人の方が平気で呼べるんだろうと思う。

 

そんな具合にリハビリは順調にすすみ、2日目にはトイレ・洗面を歩行器でOKに、3日目には棟内フリーそして4日目にはついに歩行器で院内フリーになった。

ということは売店もOKということ。。

 

入院生活唯一の楽しみ

ついに売店デビューである!!

 

ところが・・リハビリは順調なのだが体力・気力はまだまだで何より食欲が全然戻らない。低血圧と貧血も続いていた。

間食する気にもなれず、疲れやすく、リハビリ以外の時間はただだらだらと寝ころんで過ごすという毎日を送っていた。

読書とスマホで映画観賞ばっかりしていた。

 

そして気力を振り絞って初めて行ってみた売店は思ったより小さく狭く、歩行器では買い物しにくかった。

 

それよりロビーにでて電話がかけられるようになったので家族や友達・職場関係の方達と連絡が取れ、再び社会と繋がった感じがした。

 

まだまだ入院生活は続く。。