崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

新型コロナワクチン接種について

新型コロナウイルス感染者の発生が一挙に減少している。

東京はちょっと前まで5000人を超えていたのにほんの1ヶ月で10分の1以下にまで減少した。

 

今回は若い世代の感染が多くデルタ株により感染力もアップし外から持ち込んでの家庭内感染が多かった。

今まで家族でも1/4だった感染力が3/4になったと聞いた。

だから増加率も以前の3倍以上の増え方を見せた。

 

この急激な収束の仕方は非常事態宣言が少しは影響しているかもしれないが、今回は若い人たちも以前より真剣にコロナ感染について、ワクチンについて考えたんじゃないかなぁと思う。

 

少し前にテレビ番組で若い患者が症状悪化しているのに、救急車を呼んでも収容できる病院がなくて究極の選択を迫られているドキュメンタリーを放映していた。

そしてその方は助からなかった。

 

その後その動画がTikTokで拡散された。。

 

ニュースは見なくてもTikTokは見る人は多い。

 

そこで現実を知り、今まで結構他人事で数字だけ見ても現実味がうすかった事が、身近なTikTokで突然現実味を持って感じられたんじゃないかなと思う。

 

そしてワクチン問題。

いよいよ若い世代も接種券が配られ、自分はどうするか、本気で考える人が増えてきたのだろう。

 

子供たちの世代のひとの考えを聞いていると、様々だ。

少し前に拡散された「ワクチンをすると不妊になる」という噂や、「なにかチップを埋め込まれる」などという話でワクチンに嫌悪感を持っていたり、ただ怖い、痛いから受けない、と決めている人もいる。

 

たしかにワクチン接種後に死亡した方もいる。そしてワクチンがなんらかの悪影響を与えたのだろうけど、実証する事は困難で、大体の案件は因果関係は不明、となってしまう。

 

そして今度はワクチン証明書がまかり通る事態もおこっている。

ワクチンパスポートなどワクチン接種した方が楽だなぁという風潮も出てきた。

 

ワクチンを接種しても、感染することはあるし、マスクは必需品なのに、勘違いしている人もいる。

 

政府が感染を抑え込むにはまずワクチン接種が重要とアナウンスする事は仕方ないが、それは日本全体を考えた政策であって、個人的にはコロナウイルスの事を知り、個々が感染予防をする事が一番大切で、その方法の有効な一つの手段としてワクチン接種があるのだと思う。

 

そして自分のライフスタイルを考えて自分のために一番納得できる対策をとれば良いのだ、と思う。

他の人の意見や考えを聞くのはとても良い事だけど、振り回されずにしっかり考えてほしい。

 

ちゃんと自分で考えて結論を出して、それはまた状況によって柔軟に変化させていける、そんな考えを持ってほしいと思うのだ。