崖っぷち看護師長の孤独。。

もうすぐ還暦、看護師長のポロポロ雑記ブログです。

歳とると朝早く起きてしまうって早く寝るからなのか??

入院中、なかなか熟睡できずに、とても夜が長かった。

普段の生活では、23時〜0時ごろ眠り、6時にアラームで起きるという睡眠パターンだった。

 

歳をとると朝早く目が覚めてしまう、という話はよく聞くが、私も6時間睡眠で特に問題なく過ごしていた。

 

若い頃は寝付きが良く、5分もすればどこでも眠れた。これは3交替の夜勤勤務にはとても都合の良い特技だった。

そして、休みの日にはいくらでも寝坊できた。

 

それが出産後体質が変わったのか、子供がちょっと泣いたり、音がすると目が覚めるようになった。

子育てのための生理的反応なのだろうか、と感心するくらい眠りの質が変わった。

 

そして年齢とともに、休みの日昼過ぎまで眠ると言うことは出来なくなり、休みでも早く目が覚めてしまう体質となった。

 

きっとみんな同じで" 歳をとるとそんなに休養が必要ないのかなぁ" なんて漠然と考えていた。

 

ところが、、、

入院中同室になった先輩方たちはとにかくよく眠る。

 

食事の後、静かだな、と思うと寝息が聞こえてくる。

そして夕飯後も20時頃から寝息が聞こえ、夜は爆睡。

ときどきトイレにガバッと起き、またすぐにグーグー寝てる。

 

年取ると睡眠時間が減ると言う変な思い込みは打ち砕かれた。

 

本当に羨ましいほど眠っているのだ。

 

私はと言えば消灯後そんな早い時間に眠れるはずもなく、携帯いじったりして、23時過ぎに寝ようと思うが、1時半頃目が覚め、トイレに行き、3時に目が覚め、後は1時間ごとに目が覚めてしまう。

 

まあ眠れないと割り切っているので仕方ないなぁと思うが、朝、鏡を見るとひどいクマができていて、びっくりしたりした。

 

一日の疲れを取る深いノンレム睡眠は睡眠前半であらわれるというので、とりあえず疲れは取れるのかなぁなどと、考えた。

後半はレム睡眠が多くなり、覚醒に向けていくそうなのだが、90分周期のはずなのに、1時間ごとに目覚めてしまう睡眠ではやはり上質の睡眠ではないなぁと思ったりした。

 

とにかく熟睡出来る人は回復もはやいのだろうか、羨ましかった。

 

いびきがうるさい人はほとんどいなかった。

やはり男性のほうが断然多いと思う。調べてみたら女性ホルモンがいびきを防ぐ作用があるそうで、閉経後などは喉の状態が変化していびきをかくようになる人もいるそうだ。

 

入院中の観察によると、" 歳をとると朝早く目覚める" というのは睡眠時間が必要なくて目が覚めるわけではなく、昼寝や、早寝をして、睡眠はたくさんとっているが、単に朝早く目が覚める、と言うことらしい。